ZenSky Projectの様々なサービスを一つに統合するポータルサイト「ZenSky ONE」。その誕生の裏には、どのような物語があったのでしょうか。開発者であるAskey様にお話を伺いました。
きっかけは「NHK ONE」とサービス拡大の課題
ZenSky ONEの開発を考える上で、最も大きなきっかけとなったのは、他社の「NHK ONE」というサービスでした。そして、ZenSky Project自身も多角的なサービス展開を進める中で、「どのサービスがどこから利用可能なのか」という点が曖昧になってきたという課題意識があったそうです。
「ZenSkyが多角展開を始めていた頃なので、どういうサービスがどこから利用可能なのかということが曖昧になっていました。そこで、ZenSky ONEとして、全てのサービスへのリンクを提供しつつ、APIで情報を取得できるものについてはZenSky ONE Portalからも見られるようにしました。」と、Askey様は語ります。これにより、ユーザーはZenSky ONEという一つの窓口から、必要な情報やサービスにスムーズにアクセスできるようになりました。
「誰でも使いやすいシンプルさ」へのこだわり
開発はAskey様ご自身で手掛けられたとのこと。開発チーム内での議論というよりは、明確なビジョンを追求する形だったそうです。
「サイドバーをシンプルにまとめる、誰でも使いやすいポータルに仕上げるということだけは追求し続けました。機能もシンプルなので特に優先順位とかもないですが、できる限りZenSky ONE Portal内で完結するような仕組みにしてみました。」
この「シンプルさ」と「ポータル内での完結」へのこだわりが、ZenSky ONEの直感的な操作性と高い利便性を生み出していると言えるでしょう。
今後の展望:Firefox拡張機能とさらなる実用性
リリース後のユーザーからの反響については、残念ながらまだ「人気がなかった」とのことですが、今後の認知拡大に期待を寄せていらっしゃいます。
そして、今後の展望として、すでにFirefox拡張機能もリリースされており、さらなるサービス集約と実用性の高いサービスへの進化を目指していらっしゃるそうです。
ZenSky ONEは、これからもユーザーの皆様にとって、より便利で豊かなデジタル体験を提供するために進化を続けていくことでしょう。
インタビュー、ありがとうございました。